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GIはりま

Geographical Indication HARIMA
GI HARIMA - Geographical Indication HARIMA

Introduction酒蔵紹介

加古川(北播磨)・明石流域

明石酒類醸造 主要銘柄 / 明石鯛

欧州で知られる「Akashi-tai」
アイデアで、世界に挑戦
住所
〒673-0871 兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
tel
078-919-0277
HP
https://www.akashi-tai.com/jp/
明石酒類醸造

創業は江戸末期の万延元(1860)年。醤油の製造と両替商としてスタートしました。
その後、本格的に清酒造りを始めたのは昭和35(1960)年です。

現社長がまずはじめに取り組んだのは、ブランド力と知名度のアップです。
平成8(1996)年、12(2000)年に全国新酒鑑評会で金賞を受賞したものの、国内での知名度が大きく上がったわけではありませんでした。

そこで挑戦したのが海外コンクールへの出品でした。結果、欧州のiTQi国際食品コンクールでは2年連続で最高賞を受賞、モンドセレクションでも2年連続金賞を受賞。
海外で受賞するたびにインタビューを受け、それが日本の新聞、テレビ、ネットで紹介される。
明石酒類醸造の名前は、報道で狙い通り国内でも知れ渡るようになったのです。

さらにコンクールだけでなく、さまざまな展示会にも精力的に出店して「明石鯛」をPRしたことで、アメリカ・イギリスを中心に約25ヵ国に輸出するまでとなりました。

江井ヶ嶋酒造 主要銘柄 / 神鷹

情緒あふれる酒蔵を持つ
総合酒類メーカー
住所
〒674-0065 兵庫県明石市大久保町西島919
tel
078-946-1001
HP
http://www.ei-sake.jp
江井ヶ嶋酒造

明治期には清酒のハワイへの輸出や、全国初となる一升(1.8ℓ)瓶での販売を始めました。
大正8(1919)年にはウイスキーなどの製造にも乗り出し、総合酒類メーカーとして事業を拡大。
昭和になると、代表銘柄の一つ「神鷹」が「酒は神鷹、男は辛口」というキャッチフレーズの大流行によって生産量が増加しました。

広い敷地には7つの蔵があり、多くは明治時代に建てられたもの。
趣きある雰囲気の中で中村杜氏と蔵人達が兵庫県産山田錦を用い、心血を注いで醸す「神鷹大吟醸35」は令和4(2022)年、全国新酒鑑評会金賞と、海外の鑑評会であるインターナショナルワインチャレンジ(IWC)ゴールドメダルの、ダブル金賞を受賞。
また、室町時代から伝わる珍しい技法の「水酛」を用いた日本酒仕込みや、夏季のウイスキー造りなど、折り紙付きの実力だけでなく、斬新な技法や、日本酒とウイスキーの二刀流というスタイルも注目されています。

稲見酒造 主要銘柄 / 葵鶴

四段仕込みで
旨みを引き出す
住所
〒673-0414 兵庫県三木市芝町2番29号
tel
0794-82-0065
HP
https://www.aoitsuru.co.jp
稲見酒造

日本酒の最高原料「山田錦」の一大生産地、三木市に位置する酒蔵です。
明治22年(1889)に創業。盆地特有の冬場の朝の厳しい冷え込みという酒造りに恵まれた風味の中で醸され、地元の強い支持を得て、地酒メーカーとして本流を歩む努力を重ねています。

吟味された「最高の原料米」、酒造りに適した「風土」における「醸造」という三位一体を「時間」に託して熟成させ、三木の風土の中で「米の旨味を生かした酒造り」にこだわりを持っています。

葵鶴「大吟古酒」は平成28(2016)年、平成29(2017)年、令和2(2020)年度に世界で最も権威あるお酒の品評会IWCで3度のブロンズ賞を受賞。
低温貯蔵、常温熟成と組み合わせて16年以上寝かせた純米大吟醸の熟成酒です。琥珀色で薫り高く柔らかく深い味わいが楽しめます。

神結酒造 主要銘柄 / 神結

地域に酒蔵を開放し、
酒文化の育成を図る
住所
〒679-0212 兵庫県加東市下滝野474
tel
0795-48-3011
HP
https://www.kamimusubi.co.jp/top.htm
神結酒造

創業明治26(1893)年。酒蔵の裏手にある2本の樫の木が1本に結ばれているように見え、神様が結んだものではないかということで「神結」と名前が付けられました。

平成9(1997)年から22年間で、全国新酒鑑評会において9回の金賞を受賞。平成21(2009)年にはモンドセレクションでも金賞を受賞しています。

日本一の山田錦のふるさとにあって、麹と向き合い令和2年度の酒造りより外部杜氏を迎えず、社長を中心に社内で醸造しております。
米と水だけを基に時代によって変化する新しい商品企画に力を入れています。令和2(2020)年発泡清酒「YUI」も新たな息吹きをもたらしてくれることでしょう。
もちろん平成24(2012)年に開発した「麹スイーツPoudre」とともに、新しいファンの拡大が見込まれます。

茨木酒造 主要銘柄 / 来楽

寄席や酒米栽培などを企画
日本酒を通じて地域に貢献
住所
〒674-0084 兵庫県明石市魚住町西岡1377
tel
078-946-0061
HP
https://rairaku.jp
茨木酒造

創業は江戸時代末期の嘉永元(1848)年。県登録有形文化財に登録されている貴重な建物を開放し、落語家を招いての「酒蔵寄席」を催すなど、地域文化の拠点にもなっています。
また、田植えから稲刈り、仕込み、酒搾りまでの工程を行う「元旦仕込みの会」を発足。
一連の体験を通して、米作りの楽しみ、酒造りの楽しみ、飲む楽しみを広めています。

代表銘柄「来楽」は、「人生最高の楽しみとは、仲のよい友人と酒を酌み交わして歓談することである」という孔子の論語、「朋(とも)あり 遠方より来たる また楽しからずや」から引用。
大がかりなことはせず、昔ながらの手造りで味を守る茨木酒造ですが、近年ではアベリアや月下美人など、自然の花から採取した酵母を使って仕込む花酵母シリーズを展開。
日本酒を昔のように多くの人が飲んで楽しむ“大衆酒”としてもう一度盛り返したい、オーナー杜氏で9代目の茨木幹人さんの熱い思いと感性が味にも込められています。

西海酒造 主要銘柄 / 空の鶴

苗作りから販売まで
全てを行うこだわり製法
住所
〒674-0071 兵庫県明石市魚住町金ケ崎1350
tel
078-936-0467
HP
http://www.soranotsuru.com
西海酒造

300年以上の歴史を持つ西海酒造の信念は「一貫生産」です。
苗作りは手間がかかるため農協から購入するのがほとんどのところを、西海酒造では苗作りからスタート。
その後も田植え、刈り取り、酒造り、販売までのすべてを自分たちで行っています。土作りにもこだわり、レンゲや米ぬかなどの有機肥料のみを使って、酒米の最高峰といわれる山田錦、兵庫県で開発された兵庫北錦を栽培。
毎年約6tの米を収穫しています。
昔からやってきていることだからというものの、ここまで徹底しているところはなかなかありません。
卸しを通さない直売がほとんどなのも、少しでも安く提供するためのこだわりです。

「空に舞う美しい鶴に乗って、大空を翔ける夢をみた」という幻想的な由来を名前に持つ代表銘柄「空の鶴」のほか、全国でも珍しい吉野葛を使った葛酒「葛根の花」や、ワイン酵母で仕込んだライスワインなど、日本酒の新たな境地を切り開く商品も展開しています。

三宅酒造 主要銘柄 / 菊日本、Q/A

先人から引き継いだ伝統に、
現代の味わいをプラス
住所
〒675-2102 兵庫県加西市中野町917
tel
0790-49-0003
HP
http://www.miyake1819.com
三宅酒造

文政2(1819)年創業。加西市九会地区の「水と米」を使用し、「農場協同」で酒造りをしています。
酒蔵から万願寺川を挟んで向かいにある圃場にて、万願寺川水系の水で育まれた山田錦と、同水系の地下水を仕込み水に用い、酒を醸しています。
山田錦の生産をお願いしている契約農家とは、山田錦の育成について日ごろから意見交換をしながら、お互いにより良い日本酒を造れるように、切磋琢磨しています。
ひとつひとつの工程を手作業で行うことも特徴です。特に、米麴と酒母は、昼夜を問わず、手間暇をかけながら管理しています。

初代・才次郎が創業して以来、7代に亘り200年間、社会の大きな変化の中でも代々酒造業を営んできました。
代表銘柄の「菊日本」は、4代目の三宅剛吉が命名して以来、100年間、その味と伝統が受け継がれています。

富久錦 主要銘柄 / 富久錦

播州の米・水・人による
心に響く純米酒造り
住所
〒675-2223 兵庫県加西市三口町1048
tel
0790-48-2111
HP
http://www.fukunishiki.co.jp/
富久錦

天保10(1839)年創業。酒米の生産地としても名高い兵庫県加西市で平成4(1992)年から純米酒だけを醸しています。
平成9(1997)年からは全製品において地元加西産の米のみを使用する「地米酒」造りを実現させました。
酒造りにおいて理想とする米を、地元の農家の方々と話し合いながら育て、気候などの日々変化する状況を考えつつ手づくりの技と感性により心に響く純米酒造りを目指しています。

食事とともに楽しんでいただくお酒であるために、はやりに流されないずっと愛されるお酒でありたいと考え、自然の乳酸菌の豊かな酸と味わいを引き出す伝統的な製法と新たな製法を融合した、富久錦流の生酛造りに力を入れています。

また、富久錦のお酒とその酒造りへの想いを伝える場として、築100年を超す明治時代の酒蔵を再生させた直営店「ふく蔵」を平成13(2001)年にオープン。
ショップ・レストラン・ギャラリーを併設し、「純粋な食が人生を豊かにする」という想いを提案しています。

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